薬物治療学
研究室紹介
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研究室の概要
岩倉 浩 教授
「薬物治療学研究室では、疾患の病態生理の理解と、新たな薬物治療の分子標的の探索を目標に研究を行っています。研究分野としては、内分泌代謝分野、中でも、肥満、糖尿病、代謝異常、摂食異常、カヘキシアといった疾患を主要な研究対象としています。ホルモンや栄養素による情報伝達経路に注目し、その病態生理学的意義を明らかにする中から、疾患の新たな治療法の開発を目指します。研究手法としては、独自に樹立した細胞株や、遺伝子改変動物、種々の動物モデルを用いた研究から、医学部との共同研究により、実際の患者さんの臨床データや、血液サンプル、手術サンプル等を用いた研究も行います。
研究においてポイントとなる単語?言葉
内分泌、肥満、糖尿病、カヘキシア、サルコペニア、摂食調節、エネルギー代謝、ホルモン、生理活性ペプチド、栄養素、炎症
教育の内容
薬物治療学では、薬物治療の対象となる疾患の病態生理、症状や、検査、画像所見からどのように診断が行われるか、また、病期、重症度、患者個々の病態に基づいて行われる治療法、その中での薬物治療の位置づけ、薬物治療の実際についての教育を行います。
研究の内容
- 消化管ホルモンによるエネルギー調節機構の研究
- 栄養素感知機構による生体機能調節の研究
- 血管作動性ペプチドの新規作用の探索
- 肥満?代謝異常の病因理解と治療法探索