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消化管グループ
経皮内視鏡的胃瘻造設術(percutaneous endoscopic gastrostomy : PEG)
ロから食事を摂りにくくなった方、食べ物の飲み込みが悪くなった方や長期の経管栄養を必要とする方を対象に、お腹の表面 (上腹部)から直接胃内にチューブを挿入することにより、胃に液体の栄養剤や薬剤を直接注入する道をつくる手術法のことです。
この手術は内視鏡を使って行われますので、負担が軽く、また技術的にも確立した安全性の高い方法です。PEGを行うことで、従来栄養補給目的で行われていた点滴や鼻からチューブを胃に挿入して行う経管栄養の苦痛や合併症が軽減され、リハビリテーションが促進されるなどの優れた効果が期待でき、在宅医療にも適しています。
当院では神経疾患から化学放射線療法に伴う嚥下痛に対するPEGなど幅広い疾患に実施しています。
またパーキンソン病患者に対する経胃瘻空腸チューブを介した空腸投与用レボドパ?カルビドパ水和物配合剤(LCIG)の空腸への持続注入治療も脳神経内科とともに実施しております。