かゆみの伝達機構に関する論文が掲載されました

掲載日 韩国赌场_韩国首尔赌场-【官网】2年3月3日(火)
責任著者 和歌山県立医科大学医学部薬理学講座 講師 木口倫一

発表内容

痒みは掻きたいという衝動を引き起こす不快な感覚と定義されます。近年の知見からその伝達機構が徐々に明らかにされてきたものの、さらに詳細な研究が必要とされています。本研究において、皮膚から脊髄への痒み情報伝達は、ガストリン放出ペプチド(GRP)およびグルタミン酸によって調節されることをマウスやアカゲザルを用いて明らかにしました。さらに難治性の痒み病態下では、その伝達機構が増強されていることも同時に見出しました。GRPとグルタミン酸が協力的に作用して脊髄後角の痒み応答ニューロンを活性化する仕組みが、多様な痒みの伝達機構を担うと考えられます。

掲載論文

Kiguchi N#,*, Uta D#, Ding H, Uchida H, Saika F, Matsuzaki S, Fukazawa Y, Abe M, Sakimura K, Ko MC, Kishioka S. (#equal contribution) GRP receptor and AMPA receptor cooperatively regulate itch-responsive neurons in the spinal dorsal horn.
Neuropharmacology 2020

このページの先頭に戻る